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伝え方について
2019.10.16
- 社長ブログ
こんにちは(^^♪
人に何かを伝える際にお互いに感情が高まり、結局お互いに嫌な気分になってしまったという
経験ありますか?
幹部社員から相談がありましたので私なりの持論をお話ししたいと思います。
何かを伝える・指示する・人を動かすって本当に難しい事だと思います。
相手との関係性が確立されていない限り、相手に自分の思いを100パーセント伝える事や、
動かすことはほぼ不可能でしょう。
相手を理解したつもりになっていたり、自分の誘導に無理に従わせようとしたり、相手の自尊心を傷付けてしまっては
絶対に伝わらないでしょう。
仮に相手を理解し、愛情や特別な思いがあってでも難しいことをしようとしているという自覚をもって相手に伝えなければ
いけません。
そこに感情は絶対に持ち込んではいけないと思っています。
言われる側の気持ちに立つこと、相手を受け入れ認めることが重要です。
伝わらない場合はこれが全て『つもり』になっていないでしょうか?
私は人に何かを伝える際に否定語は一切使わないと決まています。
伝える事が目的なのに気づけば受け入れてくれない相手を批判してしまうなんて本末転倒です。
自分と全く同じ思想・価値観を持ち合わせる人なんていないと受け入れて、相手の思想・価値観を受け入れる作業が
必要不可欠です。
お互いに同じ目的を持っても手法は人それぞれで当たり前です。
例え相手の手法が間違っていると感じても、相手は間違いに気づいていないか、気づいていても自分でどうしようも
なくなっているかも知れません。
相手が悩んでいるとしたら尚更批判なんてしてしまえば反発されます。
私は話し合いで『でも・だから・だって』の言葉は絶対に使わないと決まています。
反発するような言葉を使うと必ず相手も負けじと反発してくるからです。
同じ目的を持つ同志なのに手法の違いを批判や修正しようとすること自体やめてみてもいいかもしれませんね。
それは伝える側も伝えたい相手もお互いの主張を通したいでしょうし、相手への理解よりも自分の主張を
優先してしまっているからです。
持論を伝え合うと水掛け論になることが多かったので、私は感情を出さない事と、相手への理解を示す言葉を
多く使うように気を付けています。
『分かるよ。でも…』は相手を受け入れているようで受け入れてませんよね。
一度受け入れたら最後まで受け入れてみるのも良いのではないでしょうか。
例え腹の中で相手に対し感情が出そうになってもです。
表情・身振り・声色の全て意識して話すと相手も鏡のように自分と同じようになることがあります。
穏やかな話し合いをしたい時は全て穏やかさを表現してみたらどうでしょうか?
熱い思いってものすごく大切な事ですが、時に人を火傷させてしまうかもしれないので細心の注意が必要です。
人を動かすときは学びなくして絶対に不可能だと思っています。
その壁にぶち当たった時が伝える側の成長のチャンスだと思います。
私も壁にぶち当たった際は本を読んで何度も助けられました。
心理学の本も相当数読んで学ばされました。
失敗して→学んで→実践して→結果があり→また学ぶの繰り返しでいいと思います。
学びをせず相手に伝え続ける事は相手を傷付け続けるのと同じ行為だと感じた瞬間が自分にもありました。
私もまだ失敗して学んでの最中です。
伝える側も心が折れそうになることもあるでしょうが、心の折れない伝え方を攻略し、自分の思い通りに
伝わり人を動かせるようになれば一生のスキルです。
そのスキルは一生円滑な人間関係をつくり豊かな精神状態で過ごせると思います。
※諦めず、学び挑戦する気持ちが必ず良い方向に導いてくれると信じて実践してみましょう。
たまに本を読んでみると思考が楽な方にシフトすることもありますよ!
熱い思いに感謝します(*^_^*)